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家・間取り 注文住宅

一条工務店i-smart(アイ・スマート)の間取り・特徴(外観・タイル・床暖房)

 

 

 

はじめに

この記事では一条工務店i-smart(アイ・スマート)の間取り・特徴(外観・タイル・床暖房)等について紹介します。

 

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一条工務店i-smart(アイ・スマート)の特徴

一条工務店i-smart(アイ・スマート)の間取り

Plan1北玄関プラン

面積

この間取りは一条工務店i-smart(アイ・スマート)の北玄関プランです。

この間取りについて、僕なりの解説をしたいと思います。

まず床面積ですが1階が53.78㎡、2階が50.43㎡、合計104.21㎡で夫婦、子供2人が暮らすには必要最低限の面積です。

夫婦と子供2人であれば120㎡は最低でも欲しいところですので、僕の感覚からすると104.21㎡は少し狭いです。

夫婦と子供2人で余裕を持った間取りにするのであれば、150㎡程あるとゆったりと暮らせると思います。

 

方角

玄関を北にして、リビングを南にしているプランですので、南側が開けている土地の場合を想定してのプランです。

2階の主寝室が南西、子供部屋の1つが北東に位置していますが、この2部屋は場所を交換した方が良い間取りになるでしょう。

何故なら夫婦は日中仕事に出ていて、平日は暗くなってから家にいるでしょう。

そうであるならば、日当たりの良い位置に寝室を置いていても、もったいないからです。

それよりも子供部屋は2部屋とも南側にして眺望の良い環境を子供に提供した方が良いからです。

 

浴室・脱衣室

浴室・脱衣室はそれぞれ1間(1820mm)×1間(1820mm)のようですが、恐らく暮らしていくうちに狭さを感じるはずです。

浴室は1間(1820mm)×7尺5寸(2275mm)にすることをお勧めします。

浴室が1間(1820mm)×1間(1820mm)ですと、浴槽部分が3尺(910mm)×1間(1820mm)、洗い場スペースが3尺(910mm)×1間(1820mm)となります。

この洗い場スペースが狭さを感じる原因となります。

ちなみに長さが1間(1820mm)もあれば十分じゃないかと思われるかもしれませんが、この1820mmという数字は柱の中心から柱の中心までの長さであり、実際に使用できる長さは1650mm程度だと考えていた方が良いでしょう。

 

脱衣室についても、この家の間取りを見ますと雨天時に部屋干しをするスペースがありませんから、必然的に部屋干しは浴室か脱衣室になります。

そうなると、この広さではまともな作業はできません。

 

どうしても、浴室か脱衣室の片方しか大きくできないのであれば、浴室を大きくすることをお勧めします。

 

トイレ

トイレの大きさは3尺(910mm)×1間(1820mm)ですが、これも実際に使うと窮屈な感じがするでしょう。

理想の大きさは4.5尺(1365mm)×1間(1820mm)をお勧めします。

トイレの場所については、玄関から直接アクセスできるものの、間に間仕切り壁があるので問題ないと思います。

もっとも玄関に人がいると使いにくいとは思いますが。

 

トイレの広さについての詳細は、当ブログ記事『トイレの広さ1畳だと狭い?寸法と配置』をご覧ください。

 

LDK(リビング・ダイニング・キッチン)

LDK(リビング・ダイニング・キッチン)の広さについては、これは必要最低限な大きさです。金銭的な余裕があるのであれば、キッチンはもう少し広くすることをお勧めします。

キッチンが狭いと設置するシステムキッチンのサイズが小さくなります。

収納スペースも少ないですから、この間取りですと、余程整理整頓や収納術について自信がないと物が溢れて雑然としたキッチンになってしまうでしょう。

 

システムキッチンと収納の詳細については、当ブログ記事『システムキッチンのサイズ・寸法と台所収納』を、ご覧ください。

 

階段の位置・大きさ

階段はリビングを通らないと登れない位置にしているのは正解でしょう。

何故なら子供が学校から帰ってきたときに知らずに子供部屋に直行していたり、友人を家の人に挨拶をさせないで子供部屋に連れ込んだりするからです。

 

大きさについては、1間(1820mm)×1間(1820mm)ですので、恐らく狭さと勾配に急な感じを受けるでしょう。

階段と廊下の幅は3尺(910mm)ですが、前述のとおり実際に使用できる寸法は2尺5寸(約750mm)程度です。

 

家全体の面積が小さいので仕方ないですが、7.5尺(2275mm)×7.5尺(2275mm)程度あると余裕を感じます。

もっとも階段の面積を広げるのは一番最後で良いでしょう。

延床面積を広げるのであれば、浴室やトイレ、キッチンなどが優先です。

 

階段の位置についての詳細は、当ブログ記事『階段位置とリビング階段・中央階段・隠し階段のメリット』をご覧ください。

 

収納スペース

この家の間取りを見ますと収納スペースが少なすぎます。

延床面積を削った影響がここにも出ています。

1階のキッチン北のユーティリティーに3尺(910mm)×3尺(910mm)の収納スペースがあるように見えますが、一条工務店空調設備である「ロスガード」が入ると思われますので、収納スペースとしては使えなくなります。

2階のトイレ横の3尺(910mm)×3尺(910mm)の収納スペースも同様に「ロスガード」の設置スペースになるでしょう。

そうするとこの家の収納スペースは主寝室、各子供部屋のクローゼットを除けば、階段下の狭い物置だけになってしまいます。

これではあっという間に荷物が溢れてしまうでしょう。

もし、このような間取りで家を建てるのであれば、屋外に物置を設置する前提でないと後から後悔することになります。

 

一条工務店i-smart(アイ・スマート)の躯体・ツインモノコック構造

一条工務店i-smart(アイ・スマート)の躯体は通常の軸組構造(柱と梁で作る工法)ではなく、枠組壁体工法(2×4・2×6)と呼ばれる工法で、一条工務店ではツインモノコック構造と呼んでいます。

一条工務店によれば、ツインモノコック構造について次にように説明しています。

 

外力が接合部に集中し、ゆがみやすい「木造軸組構造」に対し、壁全体の面で外力を受ける「ツインモノコック構造」。バランス良く力を分散するため、大地震でも変形しにくい強い構造です。

 

一条工務店i-smart(アイ・スマート)の外観

ところで、一般的にタイルと言っても重厚感があるタイルとそうでないものがあります。

i-smart(アイ・スマート)の外壁「ハイドロテクトタイル」は僕の個人的な感想ですが、重厚感や高級感はありません。

おそらくハイドロテクトタイルは価格を抑えた商品なのでしょう。

一条工務店の洋館「セゾン」などのタイルと見比べると差は歴然です。

 

i-smart(アイ・スマート)の外観は「セゾン」「ブリアール」等の一条工務店の他のシリーズに比べると、モダンと言えば聞こえは良いですが、少し安っぽく見えます。

デザインは人それぞれ好みがあるでしょうが、せっかく一条工務店で家を建てるなら、個人的には、もう少し重厚感が欲しいところです。

ハイドロテクトタイル

一条工務店i-smart(アイ・スマート)の外壁は「ハイドロテクトタイル」という商品名のタイルを使用しています。

 

一条工務店ではハイドロテクトタイルについて次のように説明しています。

 

パネル張りのサイディング外壁はもちろん、一般的なタイル外壁でも、経年変化による汚れは落ちにくくなるものです。TOTOの光触媒技術「ハイドロテクト」をタイルにプラスした一条の超高性能タイル「ハイドロテクトタイル」なら、太陽の光で汚れを分解して雨で洗い流す「セルフクリーニング効果」を発揮。いつまでもキレイな状態が続きます。

ハイドロテクトタイルに限らず、外壁をタイルにするメリットはランニングコストの違いでしょう。

サイディング等の外壁は上記図のように、定期的にメンテナンスをする必要がありますから、家を建てる際の金額はタイルに比べて抑えることができても、将来的に費用がかかってしまいます。

その点、タイルはサイディングに比べて初期費用は高くなるものの、その後にかかる費用が抑えられるのです。

もっとも、上記図の説明だけを見ますと、639万円の金額の差が強調されてタイルは良い事尽くしのように見えますが、前述のとおり初期費用がかかります。

一条工務店でタイルと通常の外壁の両方の見積りを取っていないので、不明ですが初期費用には数百万円の差が出るはずです。

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この記事は「失敗しない理想の家づくり」管理人のHALが企画・執筆をした完全オリジナル記事です。

 

HALプロフィール

2016年にセキスイハイムで60坪の注文住宅を建てる際に、価格交渉で1100万円以上の値引きに成功しました。

これからセキスイハイムで家を建てる方に『セキスイハイムから1100万円の限界値引きに成功した価格交渉方法』などをお伝えします。

 また、間取り・不動産登記・固定資産税・住宅設備など幅広い知識を基に住宅に関する様々な情報をお伝えします。

 保有資格:宅地建物取引士

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