心身休まる寝室をつくる風水と家相のテクニック＆ベッドの位置

 

 

 

はじめに

一日の疲れを癒してくれるリフレッシュ空間である寝室は、風水においても新しいエネルギーを取り入れるための重要な場所と考えられています。

「寝室なんて家に帰っても寝るだけだから…」と寝室を設ける位置やその設えを疎かにしてはいないでしょうか？

そんな寝室についての風水と家相の取り入れ方をお伝えしていきたいと思います。

 

人生の１／３を過ごす空間「寝室」

一般的に成人が必要とする睡眠時間は７～８時間と言われています。

仮にこの通りに睡眠が取れているとすると２４時間の内の１／３、つまり人生の１／３を睡眠に費やしているという事になります。

人生の中でも多くの時間を過ごす寝室をより良い空間にして睡眠の質を向上させる事は、心身の健康面の改善など、睡眠時以外の暮らしにも大きな影響を与えます。

 

寝室の種類によって異なる最適な方位

家相において寝室を設けるべき位置は、暮らしの中で改善したい事柄や誰が睡眠をとる場所なのかによって異なります。

主寝室なのか、それとも子供の寝室なのか、その種類により最適な方位は様々です。

 

子供の寝室は朝日が昇る東側へ

まず子供の寝室ですが、最適な方位は朝日の良く入る「東向き」です。特に「南東」方向に部屋を設けるとより良いとされています。朝日の入るタイミングで目覚める事で生活のリズムが整い、子供の成長に大変良い影響を与えます。

注意しなければならないのは、子供の年齢によって最適な方位は異なる点です。高校生以上になると自室で勉強に集中できる環境が必要ですが、南側に面した明るい部屋は集中力を欠く原因となります。

寝室は南東に小さく設け、日中の採光が安定して落ち着いた部屋になる北側へ向けて勉強のためのスタディルームを設ける方が良いでしょう。

我が家では上記平面図の緑色の四角部分が子供部屋で北東と北西に設けています。

当ブログ記事『換気が良いセキスイハイムの子供部屋で子どもが元気に賢く育つ』でも書きましたが、北側の子供部屋は１日を通して明るいので、勉強に最適です。

南東に子供の寝室を作って、それとは別に北側に勉強部屋を作ることができれば、良いかもしれませんが、床面積の制限がある中ではなかなか難しいものがあると思います。

 

主寝室はどこにあっても大丈夫？

主寝室はこの方位に設けなければならないという事はあまり言われていませんが、唯一「南向き」だけはマイナスの要素を持っています。

南向きの主寝室はエネルギーを外に向けて強く発する性質があるため、体を十分に休める事が出来ないとされています。

 

南向き以外の方位についてはそれぞれ以下の通りです。

 

「北向き」

堅実な家庭を築く事ができる方位とされています。

 

「北東向き」

逆境に対して強い夫婦関係を作る事ができます。

鬼門の方位に当たりますが悪影響はありません。

 

「東向き」

朝日の当たる方位はエネルギーに溢れる方位で子宝に恵まれます。

ただし、年配のご夫婦にはストレスや疲労に繋がってしまいます。

 

「南東向き」

運気アップにおいて最も優れ、主寝室を置く方位として最も良い方位です。

健全な夫婦関係を築くことができます。

 

「南西向き」

特に女性にとって良い方位とされています。

愛情ある豊かな母となり、温かい家庭を築く事ができます。

 

「西向き」

落ち着いて過ごす事ができ、安眠しやすい寝室になります。

そのため、健康に繋がる方位とされています。

 

「北西向き」

特に男性にとって良い方位とされています。仕事に関する運気が上昇します。

我が家では上記平面図の赤色四角部分に主寝室を設けています。

方角でいうと南東です。

家相・風水の勉強をしてから、主寝室は北西にしても良かったかなと思いましたが、今さら変更はできません。

これから家を建てる方で家相・風水が少しでも気になる方は主寝室の位置にも気を付けて家を建てることをお勧めします。

 

寝室に最適な風水アイテム「ベッド」

寝室の風水において、「ベッド」は体に良いエネルギーを充電するために大変重要なアイテムです。

特に自然のエネルギーを得る事ができる「木製」であり、かつヘッドボードのあるものがオススメです。

ヘッドボードを壁に着けて配置する事で気の流れが安定します。

 

おすすめの木製ベッド

 

我が家ではカリモクの木製ベッドを使用していますが、カリモクのベッドはとても寝心地がよく、ぐっすり眠れます。

値段はニトリなどに比べれば高いですが、毎日使うものですし、安いベッドを買って疲れが取れないことを考えれば、多少高くても良い物を買った方が良いでしょう。

また、カリモクのマットレスはとても軽く、掃除が容易なのも嬉しいですね。

家相・風水においては常に清潔にしておくことが大切ですが、マットレスが重いと掃除も億劫になってしまい、掃除もサボりがちになってしまうことが多いので、カリモクの軽いマットレスはとてもおすすめです。

我が家のカリモクのベッドは、ベッド下に収納がなく、ルンバなどの自動掃除機で掃除が容易なタイプにしてあります。

こうすることにより、ベッド下に埃がたまりにくいようにしてあります。

 

カリモクのぴったりベッド｜カリモク家具 karimoku

カリモクのベッド

 

カリモクのおすすめ木製ベッドを楽天市場で探す＞＞

 

ルンバを楽天市場で購入する

 

家相・風水で良いとされるベッドの位置

さらにベッドの配置も大切なポイントです。

部屋の入り口は気の通り道になるため、気の流れを妨げるような配置は避けましょう。

入り口とベッドの位置は部屋の中で対角になるようにするのが吉です。

間取りの都合で上手く配置できない場合は、入り口からベッドが見えないようパーテーション等を設ける工夫が必要です。

ベッドを配置する位置だけではなく、「枕」の向きも大切な要素です。

北枕は良く縁起が悪いとされていますが、風水においては北から南に気が流れるとされているため北枕は吉と言われています。

 

ここだけは要注意！運気を下げる寝室アイテムとは？

寝室の風水においてマイナスに働いてしまうアイテムも存在します。

ここではその中でも代表的なものをご紹介いたします。

まずは「鏡」。自分の眠る姿が鏡に映ると良い気を吸い取られてしまうと考えられています。

そして「電化製品」。特にテレビやオーディオ機器などの電磁波は、気の流れを乱してしまいます。

日常的に使用しているスマートフォンやパソコンも寝室内ではできる限り使用を控える方が良いでしょう。

 

まずは風水の基本中の基本「掃除」と「整理整頓」をしっかりと

風水の基本は「掃除」と「整理整頓」です。

特に寝室のように心身を休めるための場所は、空気の入れ替えなどにも配慮して常に整った空間にしておくことがどんな開運アイテムよりも効果的です。

まずは様々なアイテムに頼る前に、日々快適な生活ができる環境づくりからはじめてはいかがでしょうか？

 

寝室の掃除を簡単にする方法

寝室で一番ホコリが溜まりやすい場所はどこだと思いますか？

それはベッドの下です。

ベッドの下に収納をつけると掃除機が入らず、ホコリが溜まる原因になりますから、ベッドは収納がないタイプを選ぶと良いでしょう。

前述のとおり我が家のカリモクのベッドは、ベッド下に収納がなく、ルンバなどの自動掃除機で掃除が容易なタイプにしてあります。

平日の日中など仕事で留守にしている間に勝手にルンバが掃除をしてくれていれば、とても助かりますよね。

 

ルンバを楽天市場で購入する

 

この記事を書いた人