土地 家づくりを左右する〇〇の選び方 注文住宅

マイホーム建築に合う、災害に強く安全性の高い土地の条件と探し方

 

 

 

はじめに

地震や洪水・台風によって起こる水害など、災害大国と言われる日本では常にさまざまな被害に見舞われる可能性があります。

理想の土地を見つけても、安全性が低い土地を選んでしまっては家族を危険にさらすことになりかねません。

マイホームを建てる前には事前に被害状況を予測した土地選びが大切なのです。

「安全性の高い土地」の定義は様々ですが、本記事では災害別に安全性の高い土地の条件とその探し方をご紹介します。

 

条件1:津波・台風・洪水・大雨などの水害に強い土地

津波・台風・洪水・大雨などの水害に強い土地とは?

水は高いところから低いところへ流れます。

ですから、できるだけ標高の高い土地を選ぶのがおすすめです。

河川や海、池、湖などから離れている土地も「水害に強い」と言えます。

また、台風・大雨による水害は、土砂崩れや土石流などの災害をもたらすため、山際や山を切り開いて作った造成地、山の斜面に近い土地は避けた方がいいでしょう。

 

水害に強い土地探しは『洪水浸水想定区域図』を参考に

『洪水浸水想定区域図』は、大雨によって河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域や浸水した場合の水深、浸水継続時間が載っています。

2015年9月に起きた関東・東北豪雨の経験から、家屋の倒壊・流失をもたらすような堤防決壊が発生すると想定される区域も掲載されるようになりました。

『洪水浸水想定区域図』は国土交通省のHPに載っているので、マイホームを建てようと考えている土地が洪水浸水想定区域に該当していないか確認しましょう。

土地の近くに河川があるかどうか、過去に氾濫した記録がないかなどもあわせて調べるのがおすすめです。

 

参考:国土交通省HP(洪水浸水想定区域図・洪水ハザードマップ)

http://www.mlit.go.jp/river/bousai/main/saigai/tisiki/syozaiti/

 

土砂災害警戒区域等マップ』もあわせて、チェックを

先にも書いたように、台風・大雨による水害は土砂崩れや土石流などの災害ももたらすので、『土砂災害警戒区域等マップ』もあわせて確認するようにしてください。

土砂災害防止法に基づいて指定・公示された土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域が掲載されており、土砂崩れなどの災害発生リスクなどを確認することができます。

インターネットで「土砂災害警戒区域等マップ (マイホームを建てたい土地がある都道府県)」とキーワード検索をすると、該当する土砂災害警戒区域等マップが見つかるので『洪水浸水想定区域図』とあわせて確認して安全性の高い土地かをしっかりと見極めましょう。

 

条件2:地震に強い土地

地震に強い土地とは?

地震に強い土地かどうかは、地盤で決まります。
一般的に「地盤が固い土地」は地震に強く、以前に田んぼだった土地や河口付近、入江に近いと水分をよく含んでいる土地は、地盤がどうしても柔らかく、地震に弱いです。

こういった土地では、地盤を強化するためにパイルなどを打って地盤改良工事を行うため「問題ないのでは?」と思われる方もおられるでしょう。

ですが、地盤改良をするのは、住宅が建っている部分のみが一般的です。

住宅周りの地盤は柔らかいままのため、地震が起きると住宅以外の部分である駐車場や庭などの周りの土地で地盤沈下などの被害が出て、排水管や給水管が破損する恐れがあるので注意しましょう。

埋立地も地盤は柔らかいですが、埋め立てされてから相当な年数が経っていれば地盤がしまっているので、表土面は固く安全性は高いと言えます。

ですが、基礎の下の地盤強度も重要なので、地盤調査のデーターも確認するようにしましょう。

 

ポイント

地盤を強化のパイルを打っても駐車場や庭などは地盤沈下の恐れがあるよ!

 

古地図」を参考に、地震に強い土地を探す

地盤に強い土地かどうかは「古地図」を見るのがおすすめです。

「古地図」は、国土地理院がホームページ上で公開しています。

明治時代から以降の旧図や航空写真を見ることができるので、今の住宅地が以前、どのような土地だったか調べるのに有効です。

もともと運河、河口、入江などの水分を多く含む土地は地盤が柔らかいので、マイホームを建てる際には避けた方がいいでしょう。

また、国土地理院のホームページには地盤が緩い土地と地震の関係を調べてレポートも掲載されているので、あわせて確認してみてください。

 

条件3:竜巻などの風害に強い土地

風害に強い土地とは?

風害は、竜巻や台風などの風による災害で、暴風による飛来物が住宅を損傷する被害が主に挙げられます。

気象庁のホームページによると「地域により発生確認数の違いがありますが、北海道から沖縄にかけて広く確認されており、日本のいずれの場所でも竜巻などの激しい突風の発生する可能性がある」とのこと。

その中でも、沿岸部の方が風害は起きやすいとされているので、避けたほうが無難でしょう。

また、風害には雨を伴うことが多いため、風害と水害の被害を分けることは難しく、風水害と呼ばれることが多いです。

ですので、水害からの危険性が低い土地が、風害での危険性も低いと考えられるので『洪水浸水想定区域図』や『土砂災害警戒区域等マップ』をしっかりと確認することをおすすめします。

 

参考:気象庁HP(突風分布図)

https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/tornado/stats/bunpu/bunpuzu.html

 

安全性の高い土地は、ハザードマップで一気に探そう

ハザードマップとは?

災害が起こりうる可能性のある場所を地図にしたものです。

災害時の予想被害範囲と程度を地図にて示し、避難経路や避難場所についてまとめてあります。

西日本豪雨で浸水した岡山県倉敷市と、ハザードマップで予測されていたエリアはほぼ一致しており、精度の高さが話題になりました。

国土交通省が管理するポータルサイト「重ねるハザードマップ」で簡単に閲覧できるので、マイホームを建てたいと考えている土地があるエリアが洪水や土砂災害、津波があった時にどれくらいの被害があるのか、しっかりと確認しておきましょう。

また、国土交通省だけでなく、各地域の自治体でも独自のハザードマップを作成していますので、あわせて確認しておくことでより安全性の高い土地を選ぶことができます。

 

ハザードマップで見る、安全性の高い土地とは?

パソコンやスマートフォンを使って自治体が公表しているハザードマップを簡単に確認することができます。

重ねるハザードマップ」では、住所を入力して、見たい場所を表示したあと、「土砂災害」や「洪水」などを選ぶと、危険性がある場所が地図上に色がついて表示されるので分かりやすいです。

色の違いで、津波が起こった場合どれくらい浸水するかなどがすぐに分かります。

この時、何も色がついていない土地が、安全性が高い土地です。

ただ、同じ地域の中でも場所や地形によって危険度がまったく異なる場合もあります。

市区町村は同じでも番地によって災害の想定が異なることも珍しくないので、一般的な「〇〇区は地盤が強いから」「〇〇市の近くには河川がないから水害はない」などの情報だけで判断しないようにしましょう。

また、ハザードマップ上で色がついていないからといって「安全性が高い」と安心するのではなく、きちんと自身で見に行くことも忘れないようにしてください。

 

重ねるハザードマップ」以外にもジャパンホームシールド株式会社で提供している「地盤サポートマップforU」も参考になりますから、興味がある方は見てみると良いでしょう。

昔の地名には災害の歴史が残っている?

昔から日本は台風や豪雨、地震など、世界的に見ても災害に見舞われることが多い国でした。

そのため、昔の人は危険な土地が一目で分かるように、地名に特定の漢字を使うようにしていたそうです。

一概に「この漢字が入っているから、危険だ」とは言えませんが、参考程度に見ておくといいでしょう。

例えば、「菅」「柳」「池」「沼」といった漢字が入っている場合は、湿地帯である可能性が高く、「泉」「井戸」「清水」はその字面からも想像できますが、地下水が通っている土地です。

湿地帯も地下水が通っている土地も、地盤沈下しやすいとされています。

他にも、「落」「又」は川の合流地点を表しており、洪水が起きやすい。

「袋」「和田」は近くに氾濫しやすい川があることを表しており、「川」「浜」「浦」「津」は津波が起きやすい地域とされているのです。

また、これらをひらがな読みにした地名も、危険な土地の可能性が高いので気をつけましょう。

 

安全性の高い「土地」は「家」とセットで探した方が良い!

ところで、家を建てる土地もないのに家だけ先に契約する方は少ないでしょうが、土地だけ先に購入する方は少なからず、いらっしゃるのではないでしょうか。

「土地」と「家」を別々に探すと色々な問題が生じやすくなります。

しかし、「土地」と「家」をセットで考えるとマイホーム建築にかける時間も予算も、上手に調整できるので、「土地」と「家」はセットで探すことをおすすめします!

 

詳しくは当ブログ記事『マイホーム建築に合う良い土地の条件と理想の土地の探し方』の「土地と家はセットで探した方がよい」をご覧ください。

 

 

まとめ

常にさまざまな被害に見舞われる可能性がある、災害大国と言われる日本。

いつ災害が起こるかは予測できませんが、被害を最小限にするために事前に対策を打つことは可能です。

きちんと事前にマイホームを建てようとしている土地の安全性をチェックして、できるだけ災害に遭いにくい土地を探してください。

当ブログ記事『マイホーム建築に合う良い土地の条件と理想の土地の探し方』と併せて、自然災害にあいにくい土地=安全性の高い土地を選ぶことで、あなただけでなくあなたの家族を守ることができる理想の土地を見つけることができます。

あなただけでなく、一緒に住む家族のためにも安全性の高い土地や安全性の高い住宅をしっかりと選ぶようにしましょう。

 

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この記事は「失敗しない理想の家づくり」管理人のHALが企画・監修をしました。

記事の執筆はHALが委託したライターがしました。

また、必要に応じてHAL本人が記事に加筆・修正を加えています。

なお、著作権はライターとの請負契約の規定によりHALに帰属します。

 

 

HALプロフィール

2016年にセキスイハイムで60坪の注文住宅を建てる際に、価格交渉で1100万円以上の値引きに成功しました。

これからセキスイハイムで家を建てる方に『セキスイハイムから1100万円の限界値引きに成功した価格交渉方法』などをお伝えします。

 また、間取り・不動産登記・固定資産税・住宅設備など幅広い知識を基に住宅に関する様々な情報をお伝えします。

 保有資格:宅地建物取引士

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