はじめに
家づくりを進める上で、風水や家相が気になる方が頭を悩ませるポイントの一つ。
それが「トイレ」です。トイレは住まいの中でも特に「汚れ」や「臭い」などのマイナスなイメージが強くなる空間です。
それゆえに「風水や家相を取り入れて運気の良い場所にしたい」という方も多いのではないでしょうか。
そんな悩ましいトイレについての風水と家相の取り入れ方をお伝えしていきたいと思います。
家相学における嫌われ者「トイレ」
家相を知れば知るほど悩んでしまうのが「トイレの場所」です。
なぜなら家相においてのトイレは、水廻りの中でも特に「不潔」「不浄」な場所として扱われています。
家相を考慮してトイレの位置を決める場合、鬼門と裏鬼門を結ぶ「鬼門線」や家の重心から東西南北に延びる「正中線」の上に重ならないように設けるというのは、家相の基本的な考え方です。
しかし、それに従ってトイレを設けようとすると使い勝手の悪い位置になってしまう事もしばしば。
昔に比べて現在の住宅用の土地は面積も小さいため、その中で家を建てていくとなると家相学的にトイレの位置がどうしてもうまく納まらない事も多いのです。
この平面図は我が家の間取りで、赤丸部分がトイレです。
我が家でも、家の重心から東西南北に延びる「正中線」にトイレがばっちり重なっています(苦笑)
昔のトイレは「マイナス」の象徴?トイレが家相学で避けられている理由とは?
では、なぜこんなにトイレが悪者扱いされているのでしょうか?
現在は日本全国で整備されている上下水道ですが、それが当たり前では無かった時代においては衛生的な管理も不十分でした。その結果、疫病の原因や臭気の元になるなど、マイナス要素だらけだったのです。
現代の我々が使用しているトイレは昔に比べて清潔に保たれており、換気設備による臭気対策もされています。しかし、汚れやすい場所である事には変わりないため、現在でもトイレは家相や風水においてネガティブなイメージの強い忌み嫌われた場所となっています。
家相において悪い位置にトイレがあっても大丈夫?
土地の広さ・建築予算・住まいに求める様々な要望等の関係でどうしてもトイレの位置が家相上良くない位置に来ることもあり得ます。そんなときにぜひ取り入れて頂きたいのが「風水」です。
トイレを「より良い場所」にしてくれる風水とは?
トイレの風水に関しては「○○の方角だから△△を置きましょう」という事以上に最も大切な事があります。
それは「清潔に保つこと」です。トイレは家の中で最も汚れやすく臭いもこもりがちな空間です。
そのため、「どんなインテリアを飾れば運気がアップするか」という事よりも「清潔な空間を保つ事」が最も効果的です。
また、照明はできるだけ明るくすることで清潔かつ明るい状態を維持する事が望ましいとされています。
その上でさらに良い環境を作りたい場合は、「スリッパを置く」「良い香りのするものを置く」の二つをオススメします。
トイレは足元を汚しやすい場所という観点から、スリッパを履く行為は床の汚れと距離を置く事を意味します。そして悪臭は運気を下げてしまうため、良い香りをさせる事でそれを防ぐことができるとされています。
トイレを「良くない場所」にしてしまう風水とは?
「風水的に良いから」とトイレの中にラッキーカラーの置物を置きすぎると掃除がしにくく埃も溜まりやすくなるため、かえってマイナスになる事もあります。
特に良くないのは「本」や「カレンダー」を設置する事です。
風水では水分の溜まったものや場所は邪気が寄ってくるとされており、本やカレンダーの紙は水分を吸収して留めてしまいます。
また、便器の蓋は必ず閉めるようにしましょう。便器の中の水分が蒸発してトイレの中の湿度上昇に繋がる事もマイナス要素となります。
家相が悪くても諦めない!風水でカバーする住まいづくり
中古住宅や賃貸住宅などではトイレの位置が住み手の意思で自由に決められず、家相におけるトイレの位置が悪い事も多々あります。
そんなとき、カバーしてくれるのが風水です。
「家相においてトイレの位置が悪いからこの家は良くない」という事はありません。
大切なのは家相が良くない箇所を風水でどのように補っていくかです。
たとえ、家相が良いトイレであっても「不衛生で薄暗く臭いが気になるトイレ」では、決して豊かな生活とは言えません。
まずは「清潔で明るく空気のキレイなトイレ」を常日頃から維持するように努めることからはじめましょう。
家相・風水を取り入れた家づくり
「家相・風水」をすべて取り入れた家を建てるのは現実的ではないのであまり細かく気にする必要はありませんが、
うまく「家相・風水」を活用すれば快適な暮らしを実現することができます。
「家相・風水」を取り入れた間取りを作成するにはどうしたら良いのでしょうか?
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この記事を書いた人
記事の執筆はHALが委託したライターがしました。
また、必要に応じてHAL本人が記事に加筆・修正を加えています。
なお、著作権はライターとの請負契約の規定によりHALに帰属します。
HALプロフィール
2016年にセキスイハイムで60坪の注文住宅を建てる際に、価格交渉で1100万円以上の値引きに成功しました。
これからセキスイハイムで家を建てる方に『セキスイハイムから1100万円の限界値引きに成功した価格交渉方法』などをお伝えします。
また、間取り・不動産登記・固定資産税・住宅設備など幅広い知識を基に住宅に関する様々な情報をお伝えします。
保有資格:宅地建物取引士
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