はじめに
地震や大雨などによって大切な自宅が被災した場合に、修理やリフォームをする際に気を付けなければいけないことが何点かあります。
この記事では僕の経験から注意点を3つ説明します。
スポンサーリンク
写真撮影では不足です。罹災証明書を受け取る前は家を修理しないで!!
地震や大雨などの災害によって、自宅が被害を受けた場合には、各市区町村で実施している「被害認定調査」を受けることができます。
この被害認定調査は災害によって家がどの程度破損したかを調査して「一部損壊・半壊・大規模半壊・全壊」のいずれかの罹災証明書を発行してもらうものです。
この罹災証明書によって被災者生活再建支援金や義援金を受給したり、市区町村独自の修理補助などを受けることができるようになる場合がありますから、罹災証明書は家屋が被災した場合にはとても大切なものになります。
罹災証明書の発行を受けるためには、事前に「被害認定調査」を受ける必要がありますが、被害認定調査は家が破損している状況を市区町村の職員が1棟1棟現場を確認します。
よって、被害認定調査を受ける前に被災した自宅を修理してしまうと、被災程度が分からなくなり、半壊以上の判定を受けることができなくなってしまいます。
ブログ等を見ますと、写真を撮影しておけば大丈夫といった内容の記事が散見されますが、はっきり言ってお勧めできません。
何故なら写真からは被害程度が分からない場合があるからです。
地震や台風による被害認定調査は家全体の被害程度を見ますから、局所を撮影した写真だけでは判断できませんし、その写真が本当に被災した家屋のものかどうかの判断もできません。
大雨・津波・洪水などの水害による場合には、床上浸水なのかどうか、また床上何メートルまで浸水したのかによって「一部損壊・半壊・大規模半壊・全壊」の判定が決まりますから、地震や台風の被害に比べれば、写真でも比較的判断はしやすいかもしれません。
しかし、被害認定調査は外観目視による調査だけではなく、家や床の傾きも調べます。
こういった傾きについては写真撮影をいくらしても、まったく役には立たないでしょう。
また、市区町村によっては写真で被害程度が分かったとしても半壊以上の罹災証明書を発行しない場合もあります。
よって、罹災証明書の発行を受けたいのであれば、被害認定調査を受けるまでは被災した自宅の修理・リフォームはお勧めしません。
修理・リフォーム業者が見つからない
大規模な災害が発生した場合には、被災した家屋が多数あることから、一時的にその地域の修理・リフォーム業者がつかまらないことがあります。
実際に知人も家が被災して家の修理を業者に頼んだものの、一度見に来ただけでしばらく放置されて困っていました。
結局その後も依頼した業者が来ることはなく、他の業者に頼むことになったのです。
悪徳業者・詐欺に気を付ける
前述のとおり大規模な災害のあった後には業者が見つからないことがよくありますが、「とりあえず業者を見つける」ことだけに気を取られると、悪徳業者につかまるリスクがあります。
これも僕が実際に見た例ですが、家を修理しようと業者に頼んだまでは良かったのですが、柱だけの状態までスケルトンにしたまま、業者が逃げてしまったのです。
悪いことに請負契約では予め修理代金を前払いにしている場合がありますが、この家も前払いをしており、お金は帰ってきませんでした。
当然、柱だけで壁もない状態ですから住める訳もなく、解体することになってしまったのです。
被災した自宅の修理・リフォーム業者の選び方
建築業者が見つからないことも、見つかっても悪徳業者に注意をする必要があることも分かりました。
では、悪徳業者ではない建築業者を見つけるにはどうしたら良いのでしょうか?
そのためには、大手ハウスメーカーに依頼をするか、信頼のできる工務店を見つけて依頼をする必要があります。
大手ハウスメーカーの中には、新築だけではなくリフォーム部門を持っているところもありますし、地元以外に範囲を広げれば手の空いている工務店もあったりするものです。
もちろん信頼できる工務店を選ぶ必要があるのは言うまでもありません。
しかし、信頼のおける業者を見つけるのはそう簡単ではありません。
大規模災害が発生していない平常時でさえ、信頼のおける業者を見つけるのは様々な知識や経験が必要になりますが、災害が発生した後となればなおさらです。
こういった状況でも信頼できる建築業者を見つける手段があるのをご存知でしょうか?
それは「タウンライフリフォーム」というサービスです。
「タウンライフリフォーム」では国家基準をクリアした信頼のあるリフォーム会社のみが掲載されており、その数は全国で300社以上になります。
この中から理想的なリフォームの提案をしてきた業者を選べば良いのです。
「タウンライフリフォーム」では3分程度のアンケート入力をするだけで、リフォーム業者に一括してリフォームプランの作成を無料で依頼することができます。
▼「タウンライフリフォーム」リフォームプラン作成依頼はこちら▼
まとめ
まず最初に、大規模な災害が発生し、自宅が被災した場合には注意する点が3つあることを話しました。
1つ目は修理・リフォームをしてしまうと被害認定調査を受けることができず、罹災証明書の発行ができなくなる恐れがあることから、まずは被害認定調査を受けること。
写真撮影をしておけば問題ないようなことを書いているブログや記事がありますが、お勧めはできないという話をしました。
2つ目は、大規模な災害があった際には、修理・リフォームも忙しくなり、業者が見つからなかったり、依頼してもなかなか修理・リフォームに取り掛かってくれない場合があるという話をしました。
3つ目は、「とりあえず修理・リフォーム業者を見つける」ことだけに気を取られると悪徳業者の被害に遭う危険性があるという話をしました。
そして最後に、信頼のできるリフォーム業者を見つける手段として「タウンライフリフォーム」を紹介しました。
是非「タウンライフリフォーム」を利用して、安心できる修理・リフォームをしてください。
関連記事
台風・大雨・雨漏りの住宅被害は火災保険でいくら保証される?被災した場合の申請方法
一部損壊・半壊・大規模半壊・全壊の罹災証明書で義援金と支援金いくら貰える?
『間取り・資金計画・土地探し』で失敗しない理想の家づくりをする方法
『罹災証明書』『罹災届出証明書』違いは?車・物置・土地被害は対象?
セキスイハイムから1100万円の値引きに成功した価格交渉方法と坪単価
地震で住宅が被災したら被害認定(一部損壊・半壊・大規模半壊・全壊)調査を受けよう
詐欺に注意!地震・大雨の被災家屋を修理する前に知っておきたい3つの知識
失敗しない「住宅会社・ハウスメーカー・工務店」の選び方
すべての人がよい家づくりを望み、
すべての住宅会社がよい家づくりを謳っているにも関わらず、
家づくりで失敗する人が後を絶えないのはなぜでしょうか?
セキスイハイムの住宅を安く建てる方法ってあるの?
セキスイハイムの住宅は価格が高くて建てられないと思っていませんか?
我が家はセキスイハイムから1100万円もの値引きをして
お得にセキスイハイムで家を建てられました!
『セキスイハイムから1100万円の限界値引きに成功した㊙価格交渉方法と坪単価』のページに進む
\この記事はどうでしたか?/
この記事は私が書きました
HALプロフィール
2016年にセキスイハイムで60坪の注文住宅を建てる際に、価格交渉で1100万円以上の値引きに成功しました。
これからセキスイハイムで家を建てる方に『セキスイハイムから1100万円の限界値引きに成功した価格交渉方法』などをお伝えします。
また、間取り・不動産登記・固定資産税・住宅設備など幅広い知識を基に住宅に関する様々な情報をお伝えします。
保有資格:宅地建物取引士
この記事を読んで「いいね!」と思ってくれた方は本記事をシェアしてください_(._.)_
あなたの応援がブログ運営の励みになります!!
ブログの更新情報はTwitterでアップしています。
Twitterアカウント
『https://twitter.com/office_hal』
☟クリックしてね(^^)/